現場監督の仕事に興味ある人にとって、気になる事は何でしょうか。
もう10年くらい前のことですが、私が就職活動中だった頃を思い出すと3つあったと思います。
①給料はいいってのは本当か
②毎日残業するって本当か
③休みが少ないのは本当か
この3つだったと思います。
就活中でOB訪問でもしないと、本当にリアルな事は聞かないのが実情だと思います。
なので今日からはこれらの疑問点を書いていきます。10年近く働いた、現役現場監督の意見ですので、リアルだと思います。
今日は日曜日と言う事で、休みについて書いていきます。
まず初めに、日本だと週休2日が一般的ですね。土日休みとか、業者によっては水木休みとか、いろいろあると思います。
では、建設業はどうかというと、残念ながら週休2日は守られない事が多いです。
現場は日曜日だけ全休日とする場合が多く、その場合はやはり現場監督も土曜日出勤する必要があります。監督の人数が多い現場では隔週で土曜日も休める場合もありますが、社員が少ない場合は毎週土曜日出勤、つまり日曜日しか休めない場合も普通にあります。
私の経験を書いていきます。
やはり、土曜日出勤は隔週で、というのが多いですね。しかも、この考え方はもはや一般的になってますので、これが普通の休み方として体に刻まれています。
工程が遅れた現場の竣工間際だと、2ヶ月休みなしなんてこともありました。(公にはできませんが。普通にブラックですよね。。ですが、その時の気持ちとしては、竣工させるためには出なきゃ行けない、出ないと建物完成しない!!
という、圧倒的使命感(社畜感?)によって出る事が普通になっていました笑
なので、私の経験上、週休2日は保証されません。やばい時は数ヶ月連勤なんてこともないとは言えないのが、現場監督です。
これを聞くと、現場監督になんかなりたくないと、思うと思います。私も就活時知っていたら、間に受けていたら現場監督になってないかもしれません。
たた、安心して欲しい点が2つあります。
1つは、体と精神は慣れます笑
いつの間にやら、休まなくてもある程度行ける体と精神状態になっていきます。笑
これは解決策ではありませんよね笑という事で、2つ目ですが、
安心できる2つ目は働き方改革が一応進められてきた事です。
建設業は働き方改革が進められずにいました。それには色々な原因があるのですが、実際になかなか改革が進められてなかったです。
ただ最近、本当に去年くらいからでしょうか、土日完全休みという現場が出てきました。
私の身近にも、何ヶ所か土日現場全休としている現場があります。
今就活中の大学生の方や、建築に気になって建築学科に入ろうとしている高校生の方がまし実際に入社する頃にはもっと改革が進んでいると思います。
安心してほしいというのは、他の業界に比べて非常にゆっくりですが、確実に改善されている事は確かです。そこは安心してください。
ただ、いろいろな原因で工事が遅れて、工期が無くなった場合は土日も出ることはやはりあるかもしれません。ただ、ゼネコンが現場を入手する段階で、土日休みの工期で仕事を入手する事が増えているという事は、確実に業界にとってプラスですよね。
今日は現場監督の休みについて書きました。私も今週は土日休みです。
もう1つのメリット、現場監督として経験を積むと、ただの土日休みでも、すごくありがたいです。。
ではまた。
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