2020.9.29記述
今日は建設現場に存在する、悪い面について解説していきます。
それは、業種カーストともいえる、現場内の業種ごとのランキングです。
簡単に言うと、権力の強い業種と立場の弱い業種というものが存在しています。
建設現場において最も悪い面だと思いますし、建設現場が時代遅れと考えられる原因の1つだと思います。
私は本当にこの職業ランクを無くしたいと思っています。今後なくすためにも、今から説明していきます。
まず初めに、立場の強い業種はなんなのかを伝いたいと思います。
建設業に少しでも関係のある方はパッと思いつくと思います。
立場の強い業種の1つめは鳶です。
皆さんもなんとなく、トビさんの親方は怖い、職人=トビ
なんてイメージありませんか?
たしかに、鳶の意見はよく通ります
鳶の仕事内容にも関係があるのですが、主に作業するための足場を組むのが主な仕事です。(他にもいろいろありますが、今回は足場をメインで説明していきます。)
足場を組まないと他の作業ができないと考えると、鳶の作業が全ての工事の始まりだと考えることもできます。
さまざまな工事のための足場を組むため、鳶さんは色々な作業についての知識を持っています。
また、さまざまな業種とコミュニケーションもとります。
現場内でこのような動きをすることで、鳶の地位はいつのまにか上がっていきます。
今でも鳶というと全職人の最前線で働く職種であり、職人をまとめる仕事だという認識はどこの現場にもあります。そういった経緯で、業種ランキングのトップにいます。
私個人的な意見も、鳶職はカッコいいと思います。
続いて立場の強い業種は、駆体職です。
主に鉄筋屋、大工、鍛冶屋などでしょうか。
建物の骨組みを作っていく業種になります。
彼らが建物の骨格を作らないと、後業種は作業できないということもあるのでしょうか。
現場内でも、なかなかの発言力を有しています。
どこの現場でも共通して、鳶、躯体職の職人はみんなから一目置かれてることが多いです。
今書いたことは私の経験から感じたものであり、そんなランク付けがされてない職場もあると思います。
私の今までの職場では、共通してこのランキングだったので書いています。
建設現場というのは、業種によってすでになんとなくないランク付けがされており、それを覆すのはなかなか大変というのが現実です。
今日は立場の強い業種を書きました。
いったい立場の弱い業種とは一体何なのでしょうか。
それは明日、発表したいと思います。
正直にいうと、気持ち良い話ではありません。しかし知っておかないとショックが大きいと思います。
私も実際かなりショックに感じました。絶対に知っておくべき現実です。ではまた明日。
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