2020.10.5
今日は現場ないの役割分担について書いていきます。
本日のテーマは
所長 です。
作業所のトップである、所長とは、いったいどのような仕事をするのか。ある意味では現場監督の最終到達点でもあります。そこを説明していきます。
まず、結論を言うと、現場における所長とは、世間の会社で言う社長と同じような存在です。
作業所は会社と同じような形態である事が多いです。
所長がいて、副所長がいて、その下はヒラ社員がいる。そんなイメージです。
超大型現場ともなれば複数人の所長がいて、さらにその上に統括する大所長的存在があるところもあるそうです。
では、その所長とはどんな仕事をするのか。
ヒラ社員と大きく異なるのは、現場のお金を総括して管理するという点です。
現場の予算管理であったり、施主との交渉なども行い、現場を黒字にすることが大きな仕事となっていきます。
それまで培ってきた、現場技術力をいかしつつ、お金をメインで見るようになっていきます。
現場のお金を管理できるようになるからなのか、昔の所長というのはずいぶんと遊べたらしいです。
現場に所長専用室があったり、毎日車でお迎えが来たり、普通のサラリーマンとは思えないほどの超VIP対応ですね。
残念ながら、今はそんな所長はいません。いたらおそらくネットで話題になり、週刊誌にすっぱ抜かれ、建設業から追放されるでしょう。
とはいえ、現場のトップである以上、基本的には逆らえない存在であることは変わらないので、目指してみる価値のある役職なのだと思います。
また、施主とのコミュニケーション力も必要ですが、接する人が現場内だけで過ごしてきた頃とは随分変わるので、社会経験的な意味でも、普段味わえない経験を積めると言ってる人もいました。
そんなメリットの中には、やはり重すぎる責任というものがのしかかります。
事故が起きたりすれば、責任は所長になる事もあります。
責任の重さが良いところと言う人もいますが、それは人それぞれですね。
今日は所長という存在について考えてみました。
責任が重すぎるという面もありますが、一度はなってみたい憧れの仕事であることは確かだと思います。
ぜひ現場監督の最終到着点である作業所長目指して、頑張ってみて下さい!
ではまた。
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