2020.9.22 記述
工事現場において、1番の敵はなんでしょうか。
色々とあります。
今回はその中でも1番身近な天候について、書いていこうと思います。
雨がどう工事に影響を与えるのか。1番は工事中止です。
工事の種類によっては、雨では作業不可能となります。
コンクリート打設が1番分かりやすいでしょうか。
その他にも火気作業(溶接など)、塗装作業などです。
簡易的に雨を防げる屋根をシートを使ってかけたりして作業を進める場合もありますが、無理に続けると品質トラブルを生みます。
現場監督は天気予報をチェックして、工事の予定を組む必要があります。
そんな現場監督ですが、台風になると話は違ってきます。
台風が近づく時は、台風待機といって、現場に泊まって台風が過ぎるまで対策を行います。
台風がくるまで、足場のシートをめくったり、風で飛びそうなものを無くしたり。。
仮囲いの鉄板が倒壊しないよう、補強を入れたり。
現場の中のものが、台風によって飛んだり、倒壊したりを防ぐためにたくさんの措置を行います。
そして台風当日を迎えます。
台風通過の最中も、様子を伺って危険でない事を確かめた上で現場巡視を行います。
何か問題があればその場で対策を行い、災害を未然に防ぐわけです。
無事に何事も起きなく台風が通過したら、工事を再開できるようになります。
このように、台風のたびに一大イベントとなります。
実際に近年の巨大台風が工事現場に悪影響を及ぼして、近隣に被害が出た事件もニュースに出てましたよね。
そのような事故を起こさないためにも、現場監督は対策を事前に行います。さらに当日も待機します。
今回は天候による工事現場の影響について書きました。
正直なところ、台風は非常に怖いです。台風による被害も恐ろしく高いです。
そのため、我々現場監督は集中して対策を練るわけです。
ここからもない変な仕事だということがわかっていただけるでしょうか。
ではまた。
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