2020.9.27記述
本日は現場の異動について書いていきます。
現場の異動はどのタイミングで行われるのか。
大きく分けて3つです。
①竣工後 完全に工事を終わらせてから、新たな現場へ。
②竣工直前 自分の担当エリアが工事完了したときなど。
③工期の途中 他現場からの引抜きや、さまざまな理由が原因。
それぞれを解説していきます。
①の竣工後のタイミングですが、一見1番好ましいタイミングになります。長年苦労してきた現場をお客さんに引き渡し、最後の細かな処理業務まで完了させる。
おそらく、竣工後の最後まで現場業務を続けられるというのは、そこまで多くないと思います。
やはり、1番思い出に残る職場というのは、竣工まで立ち会える現場なのだと思います。
しかし、うまく行ってない現場だとしたら。例えば工程が逼迫した現場で、激務のまま竣工を迎えたとしたら。
おそらく竣工後もバタバタしていることでしょう。さらにだいたいその時期は人数が大幅に減らされているはずです。つまり少ない人数でさまざまなトラブルを処理する必要があるのです。
結構つらいことです。
竣工後までいられるのが、幸せなのかどうかは現場次第だといえそうです。
②の竣工直前のパターンですが、実は結構多いのです。
せっかくだから竣工までいたいという気持ちが残り、少し悲しいのも事実。
竣工パーティーなどが行われるのに参加できないなんてこともあるかもしれません。
しかし考え方を変えると、自分の担当エリアは完了できたと捉えることも可能です。
また、他現場からの要請で、今すぐ来て欲しいと言われてる可能性も高いです。
荒れてる現場だったとしたら、最後の細かい処理作業を少人数でやらなければならないということからは逃げられるので、そこまで悪くはないかもしれません。
③工期の途中の場合ですが、これは会社の都合が多いです。
例えば転勤です。
会社によっては、ローテーションで必ず異動するところもあります。
全くの途中で異動になるので、1番悲しいかもしれません。
その他の原因としては、何か問題を起こした場合かもしれません。
メンバー内の不仲により一人が出ることももちろんあります。
イヤな上司からのパワハラ等で悩んでる人は、すぐに異動させてもらった方が良いです。
以上3つのパターンを書きました。
私個人の意見ですが、やはり1番満足できる異動の仕方は竣工後に異動するものです。辛い思い出も将来良い思い出になるので、たとえ業務が辛すぎても狙うべきは竣工後のパターンでしょうか。
③について言いたいのですが、この仕事は現場が会社のようなものです。複数の人間が集まって建物を作ります。悪い現場にあたると、人間関係でギスギスします。
その時は、がんばらずにひたすら異動希望を出してください。イヤな職場はすぐに出て、次の現場で楽しみましょう。
今日は現場異動のタイミングを書きました。
現場監督のメリットは職場の異動のが比較的やりやすいことです。竣工までいることは憧れですが、辛い時はすぐに異動するの正解です。
悩んでいる方いればすぐに実行してみて下さい。
それではまた。
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