35.現場内の役割について 副所長

2020.10.6

昨日の所長に引き続き、今日は副所長についてです。

名前から想像できるように、簡単に言えば、所長の次に偉い人です。しかし、その役割はかなり広範囲です。No.2の立ち位置で、現場内外のあらゆる事の責任者として立ち振る舞わなければなりません。

今日はそのあらゆる仕事のいくつかを解説していきたいと思います。

ます始めに、現場内の責任者となります。

所長は現場外の交渉等を進めるのに対して、副所長は現場内の責任者として最前線に立ちます。

工程管理、安全管理、品質管理その他いろいろ。監理技術者として現場のあらゆる面を把握して、問題に対応していく。その責任者が、副所長という事です。

また現場外でも打ち合わせがたくさんあります。

設計者、監理者と打ち合わせを進める責任者でもあります。設計者が無理難題を言ってきたときには無理だと言ったり、より良い提案を出したりと、今までの経験で培ってきた技術力をもとに交渉を進めていきます。

また、コスト管理をしながら現場の経営状態を把握して、黒字にするための策を色々と考えます。

そのためには、密な打ち合わせ、無駄のない工事管理、どんな状況にも対応できる経験と技術力、

副所長は技術力をもとにあらゆる相手と交渉、打ち合わせを行なっていくのです。

非常に大変な仕事です。

しかし、やりがいはたくさんあると思います。このようにとても大変な現場、辛い思いをする事で、思い出に残る建物となります。

副所長という立場で行う現場監督業はきっととても素晴らしい経験になると思います。それが所長につながる経験となるのでしょう。

今日は副所長について解説しました。もっと他にも副所長の仕事はありますが、それは後日語りたいと思います。

所長、副所長を目指して頑張ってください!

ではまた。

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