2021.2.7
今日は保険についての本を紹介します。
後田享さんと永田宏さんの著書です。
こちらは保険のプロである著者が、保険(主に民間の保険)について書いたものになります。
わたしは子供の誕生に伴い、保険の見直しをしたいなと思っておりました。
保険の窓口にでも行ってみようか。学資保険どれがよいか。貯蓄もできる保険があるのか。
保険の見直しをするにあたってこのように考えていました。
が、去年からお金のことを学び始めて、保険なんて本当は不要なのではないかと考えを改め直し、この本を読んでみました。
その結果、私はすべての保険を解約しました!
本当のことを言うと、この本にも書かれている、検討する価値のある保険に関しては、これから検討を始めようと思いますが、基本的には民間の保険には契約する必要がないということを私は断言します。この本を読むことで皆さんも同じ考えになると思います。
では、本の内容について私の考えも含めつつ解説していきます。
結論から言うと、民間の保険で入る価値があるものは、自立していない家族がいる世帯主の方の死亡時の保険
以上です。(火災保険や、自動車保険はおいておきます。今回は医療保険等を考えていきます)
皆さんに知っておくべきことは2点あります。とても重要なのできちんと理解するべきです。
①日本の健康保険などの公的保険は、世界トップレベルのものすごくよい商品である。
②保険を選ぶときは、不安による心の動きで選ぶのではなく、合理的に数字によるお金の動きで判断すべきである。
以上2点が、この本を読んだ私が保険選びの際に肝に瞑しておくべきことだと思いました。
細かい内容は次回に回すとして、この2点を考慮して保険を選ぶのであれば、ほとんどの民間の保険は不要です。
ちなみに民間の保険が必要な時は、いったいどんな状況に陥った時でしょうか。
結論を言いますが、民間の保険が必要なのは、頻繁に起きるわけではないが、急にとてつもない額の金額が必要となるトラブルに対する備えに対してです。
皆さんは理解できるでしょうか。上記のような状況って、いったいどんな時でしょうか。
先ほど少し述べましたが、火災保険や自動車保険はこちらに該当します。
急な火事で家が全焼したとき。自動車運転中に、人にぶつかってしまったとき。
これらは頻繁には起きないですが、急にとてつもない額の金額が必要になります。もはや一般家庭の貯金では全く太刀打ちできない額です。
このような事態に、保険は活用するのです。
皆さんも少しは理解できたと思います。
そこで新たな疑問が生まれてくると思います。
ガン保険は?介護保険は?学資保険は?どちらも多額の金額が必要じゃないか。何かあったら生活が行き詰まるに決まっている。絶対に保険が必要じゃないか!
そのような考えで不安に思っている大多数の日本人の方に向けて、この本は書かれています。
もう一度繰り返しますが、この本の重要なポイントを再度書かせていただきます。2点ありましたよね。
①日本の健康保険などの公的保険は、世界トップレベルのものすごくよい商品である。
②保険を選ぶときは、不安による心の動きで選ぶのではなく、合理的に数字によるお金の動きで判断すべきである。
この2点をしっかりと理解していれば、必ず民間の保険の不要さ、保険の営業マンのテクニックが理解していけると思います。
ここまで読んで気になった方はぜひこの本を手にしてみてください。
忙しくて、本を読む時間なんてないよという方は、次回の更新を待っててください。
いろんな保険への考え方を改めさせることができると思います。
そして私と同じく、解約手続きを始めることでしょう。。
では次回、また会いましょう。
タロコでした。
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