12.現場監督の仕事 新入社員の仕事

今日は現場配属となった、新入社員の仕事について書いていきます。ここでは新入社員を対象としています。新たに建設業に飛び込んできた中途の方、派遣の方とは少し違うかもしれません。ですが共通する部分かなり多いと思います。なので皆さん見てみてください。

まず初めに、新入社員に現場の上司、職人が期待する事。

結論から言います。仕事面に関しては全く期待していません。

こんな事を言ってしまうと、なんだよ。クソ。とかって思われそうなので、開設していきます。

まず新入社員は現場の知識ほぼ0で入ってきます。それは当たり前ですよね。どの業界でも同じです。

建設現場は少し特殊で、仮囲いの中(工事現場の中)の常識は、世間の非常識です。

そんな言葉があるくらい、かなり特殊な文化が育っています。まずはその現場特有の空気感に新人さんは躓きます。

また、関係者の年齢の高さにも、つまずく事でしょう。学生の頃は教授や先生くらいしか、年上(50歳くらい)の人と関わらない事が一般的です。

建設業だけではないですが、働くと、社会にはいろいろな年齢層の方が働いています。ずっと同年代でつるんでいた新人さんはおそらく、接し方すら分からないでしょう。

そんな人間関係も、仕事内容もチンプンカンプンになりがちな新入社員に、仕事を任せようなんてことは、ほとんど誰も思わない事でしょう。

では、新人の価値った何なんだろう。と思うと思いますが、これは私の考えですが、フレッシュさです。初々しさとも言うかもしれません。

建設現場で何年も働くと、頭が凝り固まってきます。

例えば、世間で言う騒音。おそらくですが、現場で働く人にとってはなんとも思いません。つまり、我々経験者は世間での苦情などに非常に鈍感になって、気づかない事が多いですが、新人さんはまだ世間寄りの考え方を持っています。

つまりとても貴重な意見を取り入れる事ができます。

新人がわからない事を質問します。こんいうことはよくあります。

やばい、曖昧に覚えたから、実はよく分かってない。。

こっそり調べますよね。新人に感謝します、

こんな感じで、新人さんは戦力とはカウントされないながらも、新たなメンバーとして、とても有力です。

何も出来ないから不安だ。。なんて事を思ってしまうかもしれませんが、案外我々は何も知らない、何も出来ない新人さんを欲しています。

最初は雑用が多いかもしれません。しかひ、その雑用も、今までの生活ではやってこなかった事が多いはずです。

私は数時間掃除してました。雑用の中の雑用ですが、楽しかったです。何せ、今までの人生で数時間掃き清掃なんてした事なかったので。

新人さんは雑用が多く回ってくるかもしれません。それでも腐らず頑張りましょう。そのうちついて技術的な仕事が回ってきます。

そのチャンスを逃さず技術者として一歩踏み出します。

ということで、明日こそ建設技術的な記事を書きます。。

では。

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