今日は、新人現場監督の仕事として、王道のコンクリート打設について書いていきます。
まず初めに、コンクリート打設について説明します。
建物の骨組みを作る材料の一部にコンクリートがあります。鉄筋コンクリート造なんて言葉を、聞いたことあると思います。
超簡単にいうと、コンクリートを固めて、建物を作る作業です。(誤解がありそうですが、。)気になる人は、調べてみてください。笑
そんなコンクリート打設は工事現場の一大イベントです。
躯体職といわれる職人たち(鉄筋屋、大工、土工、鳶など)はコンクリート打設日を目標に工事を進めていきます。
そんな各社の努力、工夫、知恵の結晶でコンクリート打設日を遅らせずに迎えます。
コンクリート打設は主に3つの職業が協力しあって行います。
1つ目はポンプ屋です。
コンクリートを打設場所まで送り出す仕事をします。コンクリートを送る配管を繋げていき、ポンプ車というコンクリートを圧送(送り出す)して流していきます。
2つ目は土間屋です。
コンクリートの床を水平に、またつるつるにする仕事と言うと想像しやすいでしょうか。コンクリートを平らに、フラットにする職人さんです。皆さんもコンクリートの床を歩いた事があると思います。あの水平な床は職人の腕で作られているのです。
3つ目の職業は土工さんです。
土工さんはコンクリート打設に関する何でも屋です。コンクリートを密に打つために振動させる機械(バイブといいます)を使ったり、型枠を叩いたり、その他いろいろ、コンクリートをきれいに打つためになんでもできる、オールラウンダーなイメージでしょうか。
その3つの業者が力を合わせてコンクリートを打っていきます。
じゃあ現場監督は何をするのでしょうか。
立場的には、その三社のまとめ役、指揮者の役割です。
正しい強度のコンクリートを発注する、コンクリートを検査する、正しくコンクリートを打つための計画を練る、品質トラブルが起きないように、現地でチェックする。などです。
また、コンクリートももちろん値段があります。コンクリートをたくさん発注しすぎて余らせないように、数量を調整することも大事です。
現場監督と、3つの職種が力を合わせてコンクリート打設は行われます。
そんな仕事を新人は任せられます。
いきなり出来るの?難しそう。大変そうなんて思いますよね。
たしかに、すごく大変です。少し経験を積んだ私でも、コンクリート担当はなかなか大変です。けど、新人が担当になる事が多いです。
現場監督の登竜門的仕事です。
では明日はこのコンクリート打設を新人さん目線で説明したいと思います。
ではまた。
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