前の記事で給料について書きましたが、今回は給料とリンクする残業時間についてかいていこうと思います。
すでに書いた通り、この仕事は残業時間は多いです。数年前、過労でニュースにもなりましたよね。
残業代のおかげで他業種より給料は良いとはいえ、果たしてそれが本当に良いのか、幸せなのかは深く考えなければなりません。
とはいえ、現実問題として、労働拘束時間は長い仕事にはなります。
じゃあどれくらい長いの?
なんで長くなるの?
この二点について今日は書いていこうと思います。
まずはじめに、どれくらい残業するのか?ですが、結論を言うと、配属された現場によるというのが正解です。
前の記事でも書きましたが、私の経験上平日毎日泊まり込み、月曜日早朝出社、土曜の夜帰宅なんて現場もありました。
しかもそこまで珍しくないです。
運が悪いと数年間に一回くらいのペースでそんなハズレ現場になります笑
泊まり込み現場は確率的にそこまで多くありませんが、毎日終電近くまで働く現場は、実は結構あります。
終電で帰って、朝早く出社。家に帰るのは風呂となるためだけ。なんて事は結構頻繁にあります。
そんな毎日を送ってると、たまに21時頃に帰る時はすごく早く帰れるような気がして、すごくウキウキします。笑
業界として、働き方改革を推し進めているので今後はこんな働き方は減っていくでしょうが、年配の方、中堅社員とかはこの生活スタイルに慣れてしまっている人が多いです。
働き方改革を進めていくには、それらの世代の意識を変える事が必要な気がします。
じゃあ、何でそんなに働かなければならないか。を解説したいと思います。
大きく分けて2つあると思います。
1つ目は職人が作業してる限り、帰れません。
我々は現場監督として、作業員さんも管理する必要があります。
その職人さんがまだ作業してるのに、帰れませんよね。
職人が夜通しで作業やるとなったら、現場監督も腹くくって泊まる必要があります。
何か問題起きたら対応しなければなりませんので。
もう1つの労働時間が長引く原因は、(これがほとんどですが)デスクワークです。
デスクワークはどの職業でもあるじゃないかと言われそうですが、確かにそうです。
そうなんですが、ほかと違うのは、建設現場があることです。
建物を作るのは現場ですし、何か問題が起きるのも現場です。品質のチェック、安全のチェックその他いろいろ、現場監督の仕事は現場内で行うものばかりです。
日中ずっと現場にいたとします。いつデスクワークをするのか。夜しかないですよね。
日中はなかなかデスクワーク出来ません。作業員さんから電話きたり、現場で検査をしたり。
もちろん全て重要な仕事なのですが、デスクワークも大切で、日中蔑ろにしていると残業時間が長くなり、終電帰り、泊まり込みという事態に陥ってきます。
仕事できる人は時間をうまく使ってデスクワークも両立しますが、仕事できる人ほど多くの仕事が舞い込んできて、結局終電。
そんな事が頻繁に起きてます。
以上が現場監督の労働時間についてです。
他の業界でも大変な仕事たくさんあります。
楽して稼げる仕事では無いです。稼げるけど、きちんとつらい思いをする仕事です。
やりがいはありますが、仕事に楽しさを見出せないと、つらいかもしれません。
ですが、私個人的にこの仕事は好きです。
つらい思いもしますが、楽しいから続けています。
現場監督の仕事の楽しさについて、明日書いていきます。
ではまた。
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